KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

和歌浦を歩こう!(玉津島神社・奠供山・権現前バス停)

和歌山に来ています、これからご紹介するのは玉津島神社、そして奠供山、どんな絶景が待っているのか?!

turumigawa915.hatenablog.com

道路に面する朱色の大きな鳥居、目が覚めるような鳥居だ、駐車場は反対側から入ることになります。

 

玉津島神社

 

玉津島神社の歴史は古く、創建は724年、聖武天皇即位の時という、そして山部赤人などが万葉集で和歌を詠んでいる。

 

さらに参道を歩いていくと、次の鳥居が見えてきます。

 

左を見ると、小野小町の袖掛の塀というものがある、絶世の美女の小町だよね、どんだけ有名人がかかわっているのだろう、この神社は。

 

「名勝和歌の浦 奠供山」はあちらと標識があった、これは拝殿の方向をさしています、これは『てんぐさん』とよむそうです。

 

美しい拝殿だ、境内には風鈴の音が響き、とても気持ちのよい参拝ができた。

和歌三神(わかさんじん)という言葉を知っているだろうか、和歌の神として古来より崇拝されてきた三柱の神を意味するが、住吉大社・柿本大明神、そして衣通姫・玉津島大明神を祀る玉津島神社のことをさす。

 

拝殿の両脇には風鈴が吊るされており、常に吹く風に、涼し気な音色を奏で続けていた。奠供山はあちらです、とってもご丁寧に案内板が多い。

 

それだけ奠供山(てんぐさん)が由緒正しい場所ということなのだろう。

 

奠供山は登山です、しっかりと登山とかかれている、そして聖武天皇ゆかりの地でもあり、ここは神域とかかれている。

 

この石階段はとても歩きずらいので、足元をしっかりとみて進みましょう、山といっても5分~10分で山頂にいけるのでご安心を。

 

絶景以上の絶景だった。

聖武天皇は奠供山からの絶景に胸をうたれたという、それは誇張などではないことは今それを見ている私は理解できた。

 

(奠供山(てんぐさん))

 

不老橋を流れている川がきれいに街を分け、その先の御手洗池まで眺望ができた、あの山の向こうには雑賀崎があるのだ。

 

724年とは建っている建物も山も、そして所々の景色も違うのだろうけど、いつの時代であっても絶景であることに違いはない、向こうに見えるのはホテルだろう。

 

片男波公園、万葉の小径もきれいに見えている、天橋立とまではいわないけど、波の橋立と同じぐらいに絶景だ。

 

かつて奠供山には日本初の屋外のエレベーターがあったという、驚愕の事実を知ってしまった、かつて渋谷にロープウェイがあったと同じぐらいの衝撃を受けた。

 

歌枕展望台広場、20M

 

この展望台は現在、未完成なのだろう、たしかに「いい感じの雰囲気」を感じることはできた。

 

奠供山、妹背山、鹽竈神社、そして玉津島神社を押さえておけば、この地域ではOKだ。

 

境内には「鏡山」への階段もあった、この上からは不老橋などを眺望できる、以前の参拝で登頂しているので、今回は割愛させて頂いた。

古にはこの地域に6つの小高い島山があった、雲蓋山・妙見山、船頭山、鏡山、奠供山・妹背山だ、妹背山だけは入り江の島として残っているが、残りの5つもかつては海に点在していたという。

 

こちらが・・【妹背山】

 

では、進路を右へとり、川を遡って行こう!

 

この緑色が妙に松とマッチする。

 

こういう川へ降りられる階段も趣深い。

 

純喫茶だよ、気になる!!

 

こちらは「毎日牛乳」、大阪のメーカーだよね。

 

和歌を詠みながら、松を見ながら、川を見ながら、きれいな舗装された歩道を歩く。

 

しばらくすると、建物らしきものが正面に見えてきた。

 

川の源、御手洗池だ、ゆっくり周っている時間はないので外観だけ楽しんでおこう。

 

(御手洗池公園)

 

葵の御門、紀州東照宮の入口だ。

 

本殿はさらに奥にありそう、バスの時刻まで帰ってこれそうもないので、ここで参拝を終えることにした。

 

和歌山バス・権現前バス停だ、ここから山の向こう側、雑賀崎へ行きます。

今回の旅のメインイベントといってよいだろう、

でも、これまでの景色も私の想像の先をさらに越えて、素晴らしいものだった。

 

和歌浦を歩こう!(玉津島神社・奠供山・権現前バス停) 完