味わいのある町並み、そこから見える海、のどかな雰囲気、散策の醍醐味が究極的に詰まった場所、それが雑賀崎だった。
雑賀崎の散策再開です!
ここはその集落の高台にあるレモンの丘公園という場所、とってもよい景色だ!
(レモンの丘公園)
無駄にひろく、周りに人の気配もない、こんな炎天下は家にいるべきだろう。
この地域の人はそれがわかっている!
ここ和歌山はセミが大量発生してるのか?
縦横無尽に飛び交い、体当たりしてくるヤツまでいる始末、怖い・・・。
その案内板があった。
次に向かう先は神社です、では行ってみよう!
ここは猫のいる小径・・・『かわいい!!』
どの猫も暑さにぐったりとしているご様子、私もクーラーのきいた部屋で寝そべっていたい、猫たちは視線を向けるが逃げる素振りはなかった。
この集落の造りで気付いたことがある、それは横移動しずらい、一旦海の近くまで降りて、別の路地からアクセスする必要がある。
これがとてもつらかった。
このあたりに神社かあるはず、だけど・・・さて。
(この画像では、左側に道があり、そこが神社の入口になっていた。)
この発見がプチ楽しい!
『衣美須神社』
(衣美須神社)
少し高台にある見晴らしがいい場所にそれはあった。
神社からは雑賀崎の町並み、海、それを取り囲むように見える山々など、万人がいい景色だな~と思えるものが見えていた。
少し高台から見ると、雑賀崎の集落の密集性がよくわかる。
階段集落、
お年寄りには決してやさしくはないが、上へと伸びる階段を上がっていく。
私もつらいぞ、この照りつける太陽、でも夏の雑賀崎を歩きたいと思っていた。
冬では決して味わえない、夏感!(当たり前だ!)
そして高台の道路に出た、民家越しに見る海は大変趣きがあります!
これから向かう灯台は、さらに坂を上ります、他の観光客は車にバイクにスマートにあがっていった。
それを横目に汗をかきながら歩いていく、決して羨ましくはないぞ!!!!
歩きでしかわからない楽しさもあるのだ・・・。
この暑さとのギリギリ感が堪らない、今のオレは自販機を欲しているぞ!
漁港からは徒歩11分ほどの距離(グーグルMAP調べ)だけど、ものすごい急峻な坂を上がってくることになる、平地の11分とはわかけが違う。
ここからは紀伊水道、淡路島、四国まで見ることができるという、
そうか、もう四国近くまで来ているのか・・・と旅の郷愁を感じる。
あれは「元番所台場跡」という名所、しかも入場料を支払って入る有料エリアだ、ここからは徒歩6分ほどらしいが、それはMAP上のこと、もうそこまで歩くHPは私にはない、というか金を払う・・・ことに抵抗がある(せこい!)
ここからの景色で満足な私は、行かないことにした。
やっぱ灯台は気持ちがいい、何気ない景色ではあるが、上から眺めることという要素が入るだけで絶景となる・・・ことがある。
無駄な円形広場、元旦にはここで日の出を見る人も多いのかもしれない。
こちらは隣接している駐車場、ここで自販機さんを発見!
これは飲むしかない!
灯台から離れバス停を目指して歩いていると「雑賀崎台場」の看板を見つけた。
素通りはできなく、少しだけ足を踏み入れることにした。
※場所は七洋園の隣り
しかしながら、道はさらに伸びており、気軽に行けるように思えなかった、バスの時間もあるのでここでUターンすることにした、残念!
『七洋園』
ここは営業していないよな・・・見るからに廃墟にしか思えない。
少しだけ窓を見てみると、暗闇の中のテレビのように、青空の景色が広がっていた、なんとも言えないコントラスト。
これは万葉集だろう、この辺りの景色を見て詠んだ歌に違いない。
廃墟探索で来る輩もいるのだろう、注意書きと対策がされていた。
いい方が強くていいね、「無断侵入は犯罪だ!」
『ホテル太公望』
ここも廃墟になっていた、なんだか複雑な思いだ、今日知ったホテルだけど、不思議と悲しい気持ちになる。
ここは県道15号線・新和歌浦梅原線、もう少しでバス停に着くことができる、ようやく雑賀崎・酷暑の散策が終わろうとしていた、ただただ私は安堵するのみ。
雑賀崎遊園バス停
ここからJR和歌山駅まで約45分ほどかかってしまう、遠い・・。
(雑賀崎遊園)
そしてJR和歌山市駅到着、ここから和歌山市駅へ向かいます、ちなみに和歌市駅は南海本線の駅となります。
ここに来た理由は南海特急に乗るため!
そしてその特急は本日の宿泊地・堺駅に停まるためです、レトロな外観を持つ特急、中に入ってもとってもレトロだった。
進行方向左側には海を望める区間があり、初めての特急、そこから見える大阪湾に歓喜!!
そして堺駅に到着、45分ほどの乗車時間となりました、堺に来た理由は看板のある通り、古墳を見るためです、以前からずっと仁徳天皇陵古墳には来たかった、ついに実現することになった!!
とはいえ、看板にあるような景色を見ることはできない・・・。
雑賀崎の町を巡ろう!② 完