大阪に「コスモスクエア」と呼ばれる場所があるという、
なんだ、その古臭くもあり、先進的な名称は・・・・・。
大阪メトロ中央線の終着駅・コスモスクエア駅に来ました。
住所としては大阪市住之江区南港地区らしい、それにしてもコスモスクエアって、すごい名称であり、どんな思いで付けたのだろうと気になる、
MAPで見ると明らかな人工島だ。
中央線のイメージカラーはグリーンなのだろう、それにしても変な音が断続的に聞こえてくるが、これはなんだろうか、少し気になったが原因はわかるはずもなく、頭から消し去ることにした。
地下から地上へでると、海が見えた、これは大阪湾なのだろう、清々しい景色だ。
あの特異な塔はUSJなのだろうか、さっきまでいた天保山からも見えていた、それも当然で天保山の最寄り駅の大阪港は隣りの駅なのだ、地下鉄は海のトンネルを通り、この人工島まで結んでいた。
この周辺は咲州(さきしま)というらしい、
なんでコスモスクエアと付けた?!
この円形の物体はなんなんだ!!?
それに隣りにある半円形の物体もなんなんだ?、これは謎を解き明かすほかない!!
案内板の右側にはシーサイドコスモ(海浜緑地)とかかれている、
シーサイドコスモス?? なんだよその名前は?!とツッコミながら進路を右へとった。
この長く延びる道がシーサイドコスモなのだろう、人はまばらであり、私は4,5人ほどの人しか出会わなかった。
5分ほど歩いていくと、正面に円形状の建造物が見えてきた、きっとあれだな。
前方左側には「咲州キャナル」を紹介する看板があった、紹介するほどのものなのかと疑問に思わないこともないけど、気にせず先に急ぐことにした。
「古代船なみはや」
大阪市平野区の長原古墳群から発掘された舟形埴輪を再現したものだという。
この地区に関係するものなのか、はなはだ疑問だったけど、船越しに見える円形構造体への興味のほうが強いのでこれ以上考えることをやめた。
ついに、マップにあった円形構造物とのご対面だ、
海に浮かんでいるように佇み、それは人との邂逅を避けているかのようにも思えた、この時の私にはこれが何かはわからなかったが、絶対に大阪市の負の遺産だということだけは理解できた。
円形物体の隣りにはこのような廃墟があった、これも先ほどのMAPにあったものだ。
「なにわの海の時空間」大人600円、子供無料とあった、
時空間?! この施設ではいったい何を展示していたのか?!
大阪市章「みおつくし」
これは古代から難波の浅瀬にたてられていた水路の標識だという、そんな経緯もあり大阪市章になったという、へーそうなんだ。
では駅に戻ろう、あと1か月ほどで桜が咲くのだろう、春が待ち遠しいな、
そういえば、ここの地名は咲洲だったな。
いい散歩道だ、豊洲を少しだけ思い出すが、あそこにはまだここよりも人がいる、ここはなんだか寂しいのだ。
天保山大橋、天保山大観覧車が見えている、その向こうにあるのは大阪・なんばのビル群だろうか、イマイチ大阪の地理がわからない。
駅へ通じる陸橋まで戻ってきた、右には大阪出入国管理の建物が見えていた。
このコスモスクエア駅には大阪メトロ中央線のほかにニュートラムという路線が走っている、これは住之江公園とコスモスクエアを結ぶ路線、それにしてもこの地域では横文字が多いな・・・と思う、あまり長居すべきところではないなと、本能がそう告げていた。
では新大阪駅へ行こう。
大阪の旅、咲州・コスモスクエアを歩こう! 完