ついにきた3月16日、ダイヤ改正であり、北陸新幹線延伸開業の日!!
よし、敦賀発一番列車に乗りに行こう!
時刻は3時55分、眠いけど、起きるしかない!
このためにここまで来たんだから! を自らを奮いたたせた(笑)
(敦賀駅)
まだ4時、それでもポツポツと人が敦賀駅へと吸い込まれていく、開業イベント開催関係者か、それを祝いに来た人か、その2つしかない
車も続々と駐車場へと吸い込まれていく、確実に北陸新幹線開業に来た人たちに違いない
私は焦ることなく、マイペースに行こうと思う、乗車する新幹線は6時11分の始発列車、開業イベントは5時頃から行われるらしいが、まあ、それはいいだろうと
予定通り、5時00分にホテルを出発した、果たしてどれほどの人が来ているのか?
こんな朝早くから、また敦賀という立地もあり、大混雑ではないだろうと予測しているが、果たして・・・!
電光掲示板に、かがやき502号 6時11分発確認
この改札前にいる人たちはいったい何をしているのかはわからないが、私は横を通り抜けSuicaで入場、またタッチでゴーで新幹線のチケットをSuicaに登録しているので、このSuicaで新幹線に乗ることができる、とても便利だ。
それにしてもここから赤穂まで一気に行けることに私は衝撃を憶えた、そういえば下に行けば大阪や京都だよね・・・と少し納得
在来線の高架を跨ぐ通路、今日はその先の通路が開いており、そこには歩く歩道があった
歩く歩道に乗りながら、左前方には新幹線駅舎が迫っていた
それにしても広い!とっても広い!!
多くの人が来ているのだろうけど、あまりにもコンコースが広いので混みあっている感じがしない
新幹線ホームへと続く改札をsuica(タッチでGO)で通過、
ここはJR西日本管理ですが、suica1枚で事足りるのはとっても便利
改札正面では開業式が行われていた、マスコミが囲み、その後ろの何重もの人垣ができ、私はかなり後ろから見ることになった
JR西日本のイメージキャラクターの中条あやみさんもきており挨拶をしていた、この時がもっともシャッター音とざわめきが多かった、そりゃそうだ、あとはおじさんの挨拶だしね。
開業式は最後まで見ず、新幹線ホームへと上がってきた、これが「かがやき502号」ファーストランだ
敦賀発の一番列車は14番線からの発車となります
ちなみに延伸開業の一番列車は金沢駅6時00発のつるぎ1号になります
敦賀駅の南には駅はない、一応将来的には新大阪まで延伸するらしいのだが・・・本当に実現するのか、大きな疑問符がついているらしい
敦賀駅の北方面のお隣り駅は「越前たけふ駅」となります
床がかっこいい、というか金がかかっている、一般的にはコンクリート調だよね
待合室横を歩く、私は1号車なので、先頭車両方向へ向かっています
反対のホームでは、別の新幹線がすでに停車していた
1号車に近づくにつれて人が増えてくる、出発式はもっとも先頭、1号車運転席付近で行われる
1号車に入り、デッキから外を見てみると、警備員が正面に・・・
すでに乗降口には2人ほど陣取っていたのでカメラだけ出して撮影をこころみた、
レッドカーペットが敷かれており、あそこで出発式が行われるのだろうと理解した
しばらくすると、規制線が解かれ一般の方々がなだれ込んできた、そしてこんな状況となった
声だけが聴こえ、そしていつしか「くす玉」が割られていた(笑)
私がいるのは1号車の後方の乗降口です、柱が邪魔で誰がいるのか全くわからなかった
1号車の先には東京へとつながる線路が伸びていた、もう少しで出発だ!
指定券発売の1か月前に即時売れてしまった敦賀発の一番列車の指定席、
それでも根気よくキャンセル待ちをチェックしていくと、ちょこちょこと席が空く、私も指定席の確保が当初はできず、キャンセル待ちで購入した、そして何度もえきねっとで確認して、窓際の指定席を確保することができた
さっき開業式にきていた中条あやみさん、私はこれまで知らなかった
そして出発直前、もう人ばかり、皆が同じ方向に向かってカメラ、スマフォ・携帯を構えていた
ついに敦賀発の一番列車が発車した、
きれいに晴れいるわけではないが、雨でないことを喜ぼうではないか!
雲が次第にとれていき、日の出を見ながらの一番列車となった、肉眼ではこれ以上に太陽が大きく、見ごたえがあった
6時23分、最初の駅・越前たけふ駅に到着
ホームには多くの人たちが一番列車を見に来ていた、敦賀駅から12分ほどの乗車です
後でまた来ます、越前たけふ駅!
ここは在来線とはつながっていない駅であり、最寄り駅は武生駅となりますが、ここから歩くと徒歩1時間ほどになります、これは無理だ
越前たけふ駅でも出発式が行われたのだろうか・・・
座席を見渡してみると、空いている席もある、私の感覚では1車両には1~2席ほどは空いていると思う
私の下車駅は福井、かがやき502号においては越前たけふ駅の次の駅となります、その間の通過駅は芦原温泉・加賀温泉・小松駅となります
福井駅に到着、時刻は6時31分、たった20分ほどの乗車時間となった、まだ敦賀のホテルに荷物が置いてあるのだからこの辺りでUターンしないと。
福井駅新幹線ホームにはものすごい数のマスコミ、撮り鉄さんなどが待ち構えていた、それそのはず、北陸新幹線延伸開業の初めての新幹線到着となるのだから!
ちなみに金沢6時発の真の一番列車はこの4分後にこの福井駅に到着します
折り返しの敦賀行きの新幹線は30分後、少しだけ駅の外に出てみようと思う
まぁ数時間前にここに来ていたので、またか来てしまったよ・・・というのが本音
東口にはトリケラトプスの親子がお出迎え、これも昨日見たし、撮ったよ
昨日までJR北陸本線だったものが今日からはハビラインふくいとなっている、そのイメージカラーはピンクです
北陸新幹線3月16日開業のモニュメント
そう今日がその3月16日です!!(しらじらしい!)
昨日まではシャッターだった・新幹線のりば、こちらは1~6号車の方の入口となる、ホームでつながっているのでどこで入ってもいいのだけど
改札に入ったところに人だかりができていた、そこには橘ケンチさんがいた、
正直よく知らないが、1人だけ芸能人オーラが出ていたのですぐにわかった
再び新幹線ホームに上がってきました、12番線のつるぎ3号で敦賀へ帰ります、まだホテルステイが待っているのです
ここでもくす玉割りがおこなわれており、作業スタッフが後片付けをしていた、もっとも大変なのはいつだって裏方なのだ
福井とは、多くの人が知っている通り、福井県の県庁所在地であり、福井県でも最も栄えている街でもある、そのためテレビを見ていても、敦賀まで新幹線が延伸する!ということよりも、福井に新幹線が走る!! といった報道が多かった
新幹線ホームからえちぜん鉄道三国芦原線が見えていた、ついにえちぜん鉄道と北陸新幹線繋がった!!とそんなことをいう人はいないだろうと思うので私が言おう
外には新幹線を見る為のデッキ(?)があり、そこにも恐竜が置かれていた、どうしても福井は恐竜王国を極めたいのだろう
越前といえばカニ、福井といえば恐竜、
だから恐竜がカニを食う!・・それは自然なことなのだ
ハートを演出する恐竜、だって恐竜王国だから・・・これどこかで見た記憶がある
これだった!
ホームの端に多くの撮り鉄さんたちが集まっていた、オレに行こう!
いい感じにカーブを描き、北陸新幹線がやってきた、このカラーリングいいよね
ということで、つるぎ3号が入線、これで敦賀に戻ります、
自分でも何をやっているのだろうと思わないこともないけど、一番列車に乗る為には時には犠牲も必要なのだ
犠牲=お金
敦賀(6時11分発)→福井(6時31分着)→福井(7時10分)→敦賀(7時27分着)
私は間違ってない!!(笑)
高架からの景色、昨日は北陸特急の地面からの景色、やはり旅情を感じるのは北陸特急となるのだろう
1時間20分前にいた敦賀に戻ってきました、こんなことやっている人は何人いるんかな?
新ホームに連なる北陸新幹線、かっこいいぜ!
金沢行きのつるぎを見送ることにした、駅を出たところはガードが高い為、ホテルからはあまり新幹線を見ることができなった
超巨大モニター、電気の無駄と思えなくもないけど、そんな無粋なことは胸の内に秘めておこうと思う
新幹線駅舎コンコースから在来線ホームが見えていた、ここは北陸本線、ハピラインふくい、そして北陸新幹線が交わる駅、今日からそう変貌した
新幹線ホームには在来線の線路の上を通りアクセスする、けっこう遠いよね
新幹線の改札を出ると、特急サンダーバード、特急しらさぎの手厚い案内表示がとっても目立っていた、今日から北陸特急の始発駅は敦賀駅となった
「ハピラインふくい」の乗り場案内が見えた、それにしてもこの名称、どうにかならかなったのか?! たしかにインパクトはある、インパクトは!
「ハッピーなライン、ふくい!!!」
北陸特急が止まっている、これがサンダーバードかどうかはわからない
これはもうハピラインふくい、通常カラー?の運行もあり、やはりピンクのほうがイメージしやすいかも
北陸新幹線は福井へと伸び、東京・埼玉・群馬・長野・新潟・富山・金沢、そして福井と、一直線に横ぐしを入れることができた
朝から変わらず、駅は人であふれていた、
最後まで何をしているのか、わからなかった・・・。
そして3時間ほどの早朝散歩は終わり、あと2時間ほどのホテルステイでゆっくりしよう思います
敦賀駅には東京発の一番列車が入ろうとしていた、その数分前から複数のヘリコプターが駅上空をせわしなく飛行していた、
東京発6時16分のかがやき501号は、9時34分定刻通りに敦賀駅へと到着した、ここでついに東京と敦賀がつながったのだ、ハッピー!!
これも鉄道史としては歴史的イベントとなるのだろう、
私は少しだけホテルで休み、再び新幹線に乗り、新駅などを見ながら富山へ行こうと思います。