スーパービュー踊り子号が引退した翌日、新型特別急行サフィール踊り子号が誕生し
た。
ファーストランには乗ることができなかったのだが、2日目には乗る事ができた。
ではスタートしよう!
ここは東京駅、9番線ホームだ。
想像以上に人はいないという感じ、それでもいつもの9番線ホームとは異なる。
今日はダイヤ改正の2日目、新型特急サフィール踊り子号は昨日がファーストランとな
り、多くの人が見送ったという。
これはネットで見たのだが・・・。
今日は晴天!!
昨日のファーストランは雨、晴天の運行は本日が初めてとなる!!
ということで、今日がサフィール踊り子号のファーストラン(晴天)となった。
10時44分、サフィール踊り子号が入線する。
ホームの端のほうにいたので、サフィールははるか向こうに通り過ぎてしまう。
この特急はスーパービュー踊り子号より2両少ない8両編成だ。
Saphir ODORIKO
ホームを歩きサフィールの外観を楽しむ、
そして適当な車両から乗り込む、先頭車両はプレミアムグリーン車なので今の私では
乗車することはできない。
食堂車(カフェ)車両を通過する、この通路はとても狭い・・・。
車内はきれいだ、それに洗練されている。
それもそうだろう、本日は商業運転2日目、昨日上り・下りを運行したとしても
本日3回目となる、ほぼ新品といっていいだろう。
1+2シート
ここが最下層のシートというのも驚き、この上にはプレミアムグリーン・そして個室が
ある。
天井側面にも小さな窓が備え付けられている、
その為、車内がとても明るいのだ、そういう意味では形は違えどスーパービュー踊り子
と同じコンセプトとなる。
伊豆急下田方面は1号車、
先頭はプレミアムグリーン、個室が2両続き、4号車がカフェ車両、
5号車~8号車までのグリーン車となる。
ということで普通席は1つもありません。
東京を出発すると品川駅に到着、前の席の乗客は品川駅で降りて行った。
約10分間の乗車だろうか、もう少し長いかな・・・。
短区間なら意外に人気列車でも乗車することができる、全員が東京・下田間を乗り通す
わけでははない。
経験上、乗客が多いのは東京・熱海間だろうか、熱海で降りる客が多いので、
ここからが狙い目となる。
今、私は東京・横浜間のグリーン席を持っている。
これからカフェでヌードルを食べ、横浜からは別の座席に移動する。
11時20分になったので、グリーン席を立ち、カフェ車両に向かう。
もうあの席に戻ることはない。
11時25分までに来て下さいということだったので5分前に来た、私で2人目の来客だ。
ここで食べるには、あらかじめサフィールPAYにて事前予約が必要となる。
空いていれば突発でもいけるのかな??
注文していたのはヌードル単品だ、セット品のおにぎりや焼売は売切れとなっていた。
QRコードをスタッフに照合してもらい、席に案内してもらう。
お金も申し込み時に支払っていたのでとてもスムーズだった。
それ以降は色々と不備・不慣れ?があって列を作っていた、
よかった、よかった・・・。
長谷川さんという人が監修しているらしいが私は存じ上げない・・
サフィール専用の割りばしが格式高く感じさせる、それにお手拭きは分厚く高級志向
だ、コンビニでもらえるものとはわけが違う。
来ましたよ!!
ヌードル(単体)+ウォーター付き(無料)
ニコチャン?のかまぼこ?がかわいい、ばくっと食べる!
量はそんなに多くないので、セット品がいいね。
でも美味しかったよ!!
鶴見駅付近から食べ始めた、横浜までは10分もかからない距離だ、
それまでには食べ終わりたい。
そして横浜駅に到着、ちょうど移動することができた。
たしか11時40分頃まで席は確保されているが、次の席に移動することにした。
ここは3号車、次の2号車と個室車両が並ぶ、
ここは寝台車さながらに通路が狭い、個室を見ると誰もいない部屋がいつくかあった。
なんで??
こちらは6人個室となる、ガラス越しに少しだけ見せてもらった。
また別の機会に乗ってみようと思う。
見えているのは相鉄線だ。
ここは先頭車両のプレミアムグリーン席だ、横浜・熱海間の指定席を持っている。
車内は黒を基調としており、大人の空間といった感じだ。
展望席とまで言っていいかわからないが、窓が大きくとられており、
全面展望を楽しむことができる。
いつかは1番席に座ってみたいものだ。
この天窓が格式の高さを感じさせる。
トンネルに入ると、さながらシアターのよう。
赤い列車が見えてきた、あれは伊豆急線のキンメ列車だ、あっという間に熱海に着いてしまった。
プレミアムグリーンはこんな席だ、
包まれるような感じ、リクライニングも後ろを気にする必要はない。
名残惜しいが熱海で移動しなくてはならない。
再び、カフェを通り、後ろに席へ移動する。
再び、グリーン車だ。
先ほどの車両からグレードが下がったにもかかわらず、グリーン車だ。
185系踊り子号からみえる車窓とは全く違ってみえるから不思議だ。
まさにリゾートトレイン!
料金は高いが、そのリターンはしっかりと受けることができる。
伊豆の旅がさらに楽しくなっていく。
しかし、悲しいことにもう伊東駅に着いてしまう、ここが今回の目的地なのだ。
「まもなく 伊東」と電光掲示板に出る。
かなり暗めの色彩だが、カッコいい、サフィール踊り子号。
なんか、ヘッドに違和感があるんだよね、いいんだけどさ。
蟻のような、蟷螂ような、機械人間のような、そんな感じかな、
でもカッコいい!
上りホームからは、リニューアルした特急踊り子号が出ていく。
「おー!」と思うのだが、やはり中央線の頭だよ、
と感想を抱いてしまう。
さらば、サフィール!
2日前に伊豆急下田には行っているので、ここで折り返すことにした。
それに理由は他にある、それは後ほど。
伊東でJR線は終わる、これより先は伊豆急線に入っていく。
では改札をでようか。
なんか落ち着く外観の駅舎だ、
熱海は少し近代的になりすぎたから、これくらいが旅情を誘う。
目的その1
梅家という菓子店だ、看板には『ホール・イン』と大きくかかれている。
ここのお菓子が食べたくなったのだ。
川奈に代表されるように伊豆にはゴルフ場が多い、
そのゴルフボールをイメージしたお菓子なのだが・・・。
写真を忘れたので乗せることができないのだが、なんだか懐かしいお菓子だ。
再び伊東駅に戻り、すぐに横浜に折り返す。
今度は185系踊り子号に乗車、特急踊り子8号 13:05 東京行き。
そして祇園の寿司弁当を買う。
これが目的その2だ。
きましたよ、185系踊り子!
「国鉄時代の特急」の生き残りだ。
車内もタイムスリップ、平成を通り抜け、昭和の様相だ。
うねりを上げる走行音、揺れる車内、いいね!!!
では、いなり、かんぴょう巻きを食べよう。
『いなりのり巻き詰合せ』¥690
この価格がとても買いやすい、ついつい買っちゃう。
こちらがホール・インの包み、こちらも負けず昭和だ。
そして、
「シャボテンサブレ コーヒー味」が美味しかった!!
コーヒーに深みがあるのだ、こんな味わいのあるお菓子は久しぶり。
軽い気持ちでバラで買ったのだが、これが大ヒットだ!!
伊東駅を出るとすぐに海岸線を走る、
サンハトヤを過ぎると、こちらにも梅家ホール・インがあった。
それにしても海が青い!!
大船観音だ、ありがたや。
もう横浜は近い、サフィール踊り子号、つぎに乗るのはいつか?
次は個室のような気がする。
では、皆さんもサフィール踊り子号で伊豆へ、
そして、伊豆といえば、185系踊り子号を忘れちゃいけない。
この対極にいるような車両だが、どちらかいいという次元の話ではない、
2つともいいのだ。
伊豆へ、いってらっしゃい。
※全てが落ち着いた後にね!!