「帷子川を歩こう!」の第3回目、横浜駅から西横浜へ向かって歩きます。
横浜駅まで到着した、では再スタート!!
これから再び帷子川を探さねばならない、横浜のソウルフードの崎陽軒本店を通り、万里橋へ向かう。
【横浜駅・東口】
万里橋を渡る手前の脇道があったので寄ってみた・・。
普段ならこんな道など曲がるはずはない、この先は行止まりとなっており、その会社関係者しか通らない道だからだ。
京急線2100系が走っていく、もちろん下を流れているのは帷子川だ。
深い緑色をしているが、天竜川の緑とはその性質は全く異なる(笑)
奥に見える建物は相鉄ジョイナスであり、相鉄線(相模鉄道)の横浜駅が入っている、
ビルに入っている駅はなんかいいよね。
万里橋には帷子川を示す看板がある。
そこには「二級河川 帷子川水系 帷子川 河口から1.1km」と書かれている。
また1.1kmか・・・実際には1.6kmは歩いているはず、このままいくと全長17kmを歩くには実際25kmぐらいは歩くことになるのかな。
万里橋近くの陸橋になんとなく上がってみた。
真下が万里橋、そして帷子川が流れている、画面奥側からこちらへの道が無いので、
横浜駅を迂回してここまで来たことになる。
ここは、より帷子川と京急を見ることができるスポットだった、
どうでもいいことだけど、この陸橋、誰も来ないな~。
ここからはベイシェラトンと高島屋がよく見える、根岸線もその奥に見えるよ。
横浜線が帷子川の上を走っていく、さらにその向こうには東海道・横須賀線も走っているがここからは見えない、さらにその向こうには相鉄線が走るが、ここから川沿いに歩くことはできない、また迂回していかねばならない。
平沼一丁目交差点を曲がり、平沼橋という名の橋を渡る、これが大きい。
平沼橋はJR線・相鉄線と帷子川をまたいでいる。
平沼橋の中間辺りから横浜駅方面を見る、ここは良い鉄道撮影スポットだと思う、
一応、大手私鉄の仲間に入ると思う、横浜~湘南台・海老名を繋ぐ路線、
京急や小田急のように観光地があるわけではないけど、ズーラシアはあるよ。
右に見える建屋はJR東日本横浜支社、左に見えるのは相鉄ムービルだ、
横浜駅と帷子川と鉄道・・・いい景色かも。
【平沼橋】
帷子川を気持ちよく泳ぐ鯉
(汚い川でも大丈夫なんだな・・・:心の声)
見えづらいけど、帷子川は画面右方面へ流れみなとみらいへと注ぐ。
五雲亭貞秀作の絵、描かれている橋は明治初期の平沼橋だろうか。
遠くない昔、この辺りは海だったのだ。
「平沼橋」
壁にスプレーで文字が書かれているが、どうやって描いたのか?
足場も少し斜めになっているように見えるし・・まぁいいや。
サフィール踊り子で下田に行きたいな~。
でも今目指すべきは「帷子川源流」だ!!
それと、画面右端には相鉄線平沼橋駅が見える、横浜・平沼橋間は超近い。
では帷子川に沿って歩こう、
その両脇にはきれいにマンションやアパートが建ち並ぶ、
川の近くに人が住み、街ができる、文明社会はそのようにできてきた・・・などと
考えてながら・・・。
かなり塀が高い、普通に歩いていると川面が見えづらい、
普通、帷子川を見ようとする人はほぼいない、
きっと今日の渡しは、帷子川を最も眺めた人となったに違いない!
見えてきた!! 「平沼のガスホルダー」
なかなか異様な風景となっている、相鉄線車内からも見ることができるD級スポット。
横浜市のガス供給を下支えしている施設であり、思え興せば日本で初のガス灯は横浜であった、それは歴史学でも出てくるもの、横浜とガスは因縁があるのだろう。
ガスホルダーは4基、バランスが悪そうな配置だな・・と感じたが、まぁどうでもいいことだな。
「帷子川と平沼ガスホルダー」
【平沼ガスホルダー】
帷子川(かたびらがわ)
対岸には「TVKハウジングプラザ横浜」があり、モデルハウス60棟以上が無人の町を造る、その隣りには横浜イングリッシュガーデンもある(行ったことないけど)
ここは平沼橋駅と西横浜駅との中間地点、ともに相鉄線の駅であり、
西横浜駅は横浜駅の隣りではなく、平沼橋駅を挟んだ隣り駅となるので、一応書いておこう。
帷子川は高い壁に阻まれてしまった、背伸びしたぐらいでは見ることはできない、
背伸びしてまで見るものではないのだが・・・。
しかし、私の心は「チキショー、川がみえねぇじゃねーかー!!」と叫んでいた(笑)
西横浜駅に近い場所に陸橋があったので上がってみた。
なぜ上がったかって?
上から帷子川を見る為です!!!
(自分自身で大丈夫だろうか・・と心配になってしまう。)
この陸橋、ものすごい錆びれ具合、まさに生ける遺構。
ここは河口から何KMなのだろうか、あまり歩ているようには思えない、
帷子川は横浜駅から相鉄線に沿って流れている、これが鶴ヶ峰駅まで続く、鶴ヶ峰以降は相鉄線とは別れて帷子川単独の旅路となる。
まだまだ当分は相鉄との旅となる、
それに相鉄に沿って流れているので、疲れたらいつでも列車に乗ることができる安心感、それがいい!
ここは「水道橋」、欄干の造りがかなり凝っている、これは獅子だよね。
この橋には水道道が走っており、野毛配水池まで伸びている。
少し進み陸橋を上がれば相鉄線・西横浜駅となる、この先相鉄線は右へ旋回して、
JR線とは別れ天王町へと進むことになる。
水道橋から帷子川を見る、ちょうど相鉄線が走っていく、
こうみると帷子川も相鉄も同じ方向に走っている。
相鉄は天王町・星川・和田町・上星川・西谷・鶴ヶ峰と続く・・・。
まだまだ相鉄との旅はつづく。
横浜2級河川・帷子川を歩こう!③(横浜~西横浜) 完