「新幹線と共に歩こう!」の第5回目、上池上から武蔵小杉を歩きます!
はたして、どんな景色を見せてくれるのか?!
「出発よし!」
東京から上池上まで歩き、今回は2日目となる。
《東京都大田区仲池上1丁目付近》
上池上バス停(東急バス)近くから旅日記はスタートします!
《東京都大田区東雪谷5丁目付近》
これからも新幹線に食らいついていくぞ!
実際にやってみると、直線には動けず、ムダな迂回なども多いけど、それがいつしか楽しく思えてくる、不思議なものだ。
《東京都大田区南雪谷5丁目付近》
新幹線通過!
とりあえず言っておこう!「新幹線ゲットだぜ!」
《東京都大田区北嶺町付近》
坂を上がり、高架で頭上を走っていた新幹線に高さで追いつく!
《東京都大田区北嶺町付近》
ここは壁が高く、通過音しか聞こえない、たまに新幹線線路・作業用の扉を見かける、入って何をするかは・・わからないけど。
《東京都大田区北嶺町付近》
ここより金網エリアとなり、新幹線を見るにはのぞき込む必要がある。
《東京都大田区北嶺町付近》
金網越しの新幹線通過・・。
最悪の写真ではあるけど、今回は新幹線を撮影することが目的ではなく、新幹線と共に歩く旅なので、全く問題はない。
《東京都大田区北嶺町付近》
12時52分、御嶽山駅に到着した、これは東急池上線の駅である・・と偉そうに書いたけど、池上線のことを全く知りません・・・。御嶽山といえば、長野と岐阜の県境にある「木曽の御嶽山」とは文字は一緒だけど、それとは違う、といいながら木曽の御嶽山信仰からきていることは間違いない。
駅から1分ほどの場所に「御嶽山神社」がある、お隣りにはイオンがあり、そして鳥居正面にはドトールがある、そんな街中にある親しみやすい神社だった。「木曽御嶽山関東第一分社」御嶽神社、こちらに3度参拝すれば、御嶽山参拝と同じ御利益があるといわれている。(住所:東京都大田区北嶺町37-20)
なかなか迫力のある狛犬様。
拝殿横に周ってみると、見事な彫刻が施されていた。
「杜の霊神水」といわれる場所があった、これはなんだろうと思って近づくと井戸の滑車部分が下がっている、なんだか興味ひかれる形だ。
のぞき込むと井戸はなく、苔などが繁茂した石でつくられたものが置かれている。
鳥居正面にあるドトールで小休止をした、品川からノンストップで歩いてきたのでアイスコーヒーとホットドックがいつもの1.5倍美味しく感じた、こういうのがささやかな幸せなんだな~と感じた。
《東京都大田区北嶺町付近》
来て欲しい時に新幹線は来ない・・・。
待っていても時間がもったいないので、待つことはしない。
《東京都大田区北嶺町付近》
《東京都大田区田園調布本町付近》
看板に田園調布という文言がでてきた、この辺りにあるのか・・・、田園調布の外れらしいが、あの有名な高級住宅街だよね。
《東京都大田区田園調布南付近》
再び、新幹線沿いの道を歩くことができるようになった、どうしても高架になると音しか聞こえないので、このような区間が素晴らしく思えてくる・・・。
《東京都大田区田園調布南付近》
それにしても、品川からずっと新幹線に近い道をひたすら歩いていたけど、何本の新幹線が通過していったのだろうか。
《東京都大田区田園調布南付近》
ちょこちょこと進行方向に高層ビル群が見えてくる、これがけっこう励みになるのだ、この先には「美富士橋」という橋があり、ここは撮り鉄スポットとなっている、ここでは武蔵小杉の高層ビル群をバッグにして新幹線を正面に撮影ができる、この日も撮り鉄2名が陣取っていた。
密蔵院、きれに整備された境内に惹かれてお参りをさせて頂く。
(住所:東京都大田区田園調布南24-18)
最寄駅は東急多摩川線の沼部駅(ぬまべ駅)となる、私としては全く知らない駅なので、とても新鮮に感じる駅だ。
《東京都大田区田園調布南付近》
《東京都大田区田園調布南付近》
そのお寺の前にはきれいな用水が流れている、これはなんだろうか・・と歩いているとすぐに理解することができた。
《東京都大田区田園調布本町付近》
「六郷用水物語」という楽しそうな案内板を発見、江戸時代初期につくられた農業用水路とのこと、それを巡る散策も楽しそうだ。
《東京都大田区田園調布本町付近》
これは「ジャバラ」といわれる模型であり、これを人が踏み、田へ水揚げをする。
《東京都大田区田園調布本町付近》
現在用水路見学をしているが、ここからは正面に通過する新幹線を見ることができる、安心できる地なのだ(笑) では歩を進めよう。
《東京都大田区田園調布本町付近》
沼部駅を通過した、ここの2つ先が田園調布駅となる、なんだかお店が少なく寂しい駅のような気もするけど、私が見逃しただけなのかな。
《東京都大田区田園調布本町付近》
多摩川沿いを歩く、見えている橋は丸子橋だ。
《東京都大田区田園調布本町付近》
その前に気になる引き込み線があり、ゴルフ場の看板を見つけた、気になるので行ってみることにした、正面には新幹線が通過していった。
《東京都大田区田園調布本町付近》
こちらは多摩川上流方面、丸子橋が見える、これからあの橋を渡り、神奈川へ向かう。
「釣り人と新幹線」
向こうには川の中に座って釣っている人がいるけど、大丈夫ですか?
14時11分、神奈川県に入った!!
後ろは東京都大田区、前は神奈川県川崎市だ、その境界線は多摩川の中央だ。
新幹線16両編成全てが映るほど、多摩川河口域は広い。
東急東横線が走っていく、さすがにメイン路線、車両編成も長い、そして多摩川浅間神社も見ることができる、ここには展望台があり、東急東横・目黒線を一望できる。
多摩川を渡河すれば、もうゴールは見えている。
「大楽院」という寺院に出会った、六地蔵が並び、自然に境内へ足が進んでしまった。
「ん?!」視線を感じる。
八割れのネコ?!
境内からは新幹線の高架が見える、このお寺はきれいに整備されており、気持ちい参拝ができた。個人的には荒れている寺社仏閣も大好きだ。
背後では新幹線が通過していく、この先では神社と出会った、参拝せねば。
「日枝神社」 《神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町1-1555》
初詣の準備が着々と進められていた。
神猿様、親子ともにマスクをしている。
こちらのマンション入口には狛犬がいます、ここは神域か?!
丸子小学校横を歩く、もう雰囲気的に武蔵小杉の街が近いと感じる、なぜなら歩いている人が増えたきたからだ。
駅周辺、道が入り組んでおり、少しだけ迷ってしまった。
14時50分、東急目黒線・JR南武線側の武蔵小杉駅に到着、ここに来るのは初めてだ。
こちらは南口側の武蔵小杉駅、新興エリアの雰囲気がひしひしを感じられる、今思えば、横須賀線側の改札に行けばよかった・・・。
スーパーホテル武蔵小杉が見える、ここからも新幹線が見える客室がある、隣りに見えるのはリッチモンドホテルであるが、今は泊まることはできない。ここから横須賀線側の改札に行けば、良かったのだけど、その存在自体この時は知らなかった。
南武線側のJR改札から入ったが、ものすごい距離を歩かされた・・・京葉線の東京駅が思い起こされる。
横須賀線ホームに上がってきた、今日はここまでだ、年明けに武蔵小杉・新横浜間を歩こうと思う。
新幹線では数十分でこれる距離を2日に分けて数時間歩いてきた、これから新幹線に乗っている時の東京~武蔵小杉間は、また違う思いで車窓を楽しむことができそうだ。
東海道新幹線と共に歩こう!【5】(上池上~武蔵小杉) 完