ホテルをチェックアウトしたKIT、これから車で富山の海と立山連峰を見に行こうと思います!
『いい景色だな~!!』とここにきてよかった~と思った。
看板には能登半島国定公園とかかれている、そう、ここは富山県高岡市のとある海だ。
『辰ノ口踏切り』
ここにはJR氷見線が走っている、区間は氷見駅~高岡駅となっている、この場所からの最寄り駅は雨晴駅となる。名前ぐらい聞いたことがある人が多いのではないか?
ふいに踏切りが鳴り、氷見行きの列車が通過していく、この路線は1時間に1本前後の運行となるので、かなり引きが強いといっていいだろう、ラッキーオレ!!
ここは松太枝浜海水浴場の海、もちろん今は海水浴できるシーズンではない、あと数ヶ月待ってね!
日本海の海はキレイであることが多い、これは小さい頃からのイメージとは異なるものであった、それに穏やかな海も多いのだ、決して荒海ばかりではない。
能登半島方面を見る、どこから能登半島というかはわからないので、もしかして能登半島ではないかもしれないと・・・少しばかり自信がない。
いい景色だけど、ここを目的に他県から富山に来る人はない、私もそうだ。
丘の上に見える建物は私が昨日泊まったホテル「磯はなび」だ、ホテルを客観的に見ようと思い、来たというわけです、ただそれだけです。
ガイドブックに載らないような「ちょっといい景色」は至るところにある、ここもその一つといっていいだろう。
富山の代表的な景色として、富山湾越しにみる立山連峰というものがある、その方角を見ているのだけど、うっすらと見えているだけ、今日は大丈夫だろうか。これからその立山連峰を見るために富山県内の数カ所を回りたいと考えている、また、それを大きな目的として富山に来ているのだ。
車を走らせ、次に来たこの場所もガイドブックには決して乗らない「ちょっといい場所」だ。もみじ姫公園とかかれた大きな看板が立てられているので、それなりの場所なのだろうか・・少し不思議な場所でもある。
小さな駐車場スペースに停めて散策開始だ、案内看板にはもみじ姫公園を抜けると岩崎ノ鼻灯台に行けるとかかれている、残念だが灯台に行く時間はない、ちなみに灯台は約600mほどの距離らしい。
左に見えているのは日本海・富山湾だ、そして右へ視点を移動させると何かの銅像が立っている、さてさて誰だろう。
そう、もみじ姫だ。
ここ太田地区・雨晴には紅葉姫にまつわる悲しい言い伝えがある。
渋谷の百姓・太郎は奉公の習わしのため、京都御所にて雑務に努めていた、その奉公中、紅葉姫と太郎は恋仲となる、身分が違い、本来なら一緒になれない間柄、しかし帝からは下野して越中の国で太郎と共に暮らすことを許された。
そして、二人は越中の国、今の富山県に向けて旅立った。越中の国・渋谷に近づいた道中、太郎一人は干飯がなくなり栗を拾いに林へと入っていく、そのなか太郎は道に迷い紅葉姫と離れ離れになったしまった、不安に思った姫君は一人太郎の故郷を目指して歩いていくことにした、岩をのぼり野を分けていくが深い谷川を渡ることができない。数日の後、太郎は谷川で力尽きた紅葉姫を見つけたという。
太郎は村人に呼びかけ、谷川に橋を架けた、その橋を紅葉橋、川は紅葉川、そして紅葉谷と名付けたという。
そう石板から読むと、青く美しい日本海も物悲しく見えてくる。
でもなんで着物ではなく、ワンピースをきているのかな・・・。
イメージかな?
眼下には氷見線が走り、向こうに見えるのは男岩だ。
この先にはサロンがある、こんなところにサロン?
まぁいいけど。
10分ほど待って氷見線を見送った、では次のスポットへ行こう!
それにしてもいい風景だ。
新湊漁港近くに車を停めた、角度的に立山連峰が見えるかな・・と思ったのだが、案の定見ることができた、先ほどよりも山の端が見やすくなっている気がする。うっすらなので、ガイドブックなどでみるような立山デーンッ!!という感じではないのが残念だが、見えないよりは一万倍いい!!
マップは公園をさしているが、実際の場所は海っぺりだ。
堤防だろうか、高い場所があったので上がってみた(笑)
高いところから新湊大橋と立山連峰を見る、これから内川の川岸を歩き、海王丸パークへと車を進めていく。
富山っていいですね!! では次につづく
富山の海と立山連峰を見よう! 完