善光寺御開帳というと、長野を思い浮かべる人が多いと思うけど、甲府にもあるよ!
ということで、行ってみよう!
ここは善光寺へのアクセス駅の一つである酒折駅、ここから徒歩で善光寺へ向かいます!
善光寺通りのゆるやかな坂を上がっていくと、その正面には甲斐善光寺が見えてきた、あれが善光寺山門だ!
令和、初の勝縁『令和4年4月3日~6月29日』
甲斐善光寺御開帳
すごい立派な山門に目が奪われる、こちらは国指定文化財になっている。
善光寺・御開帳とは数え年の7年に一度行われる、しかし新型コロナの影響にて、今回の御開帳は1年延期の8年後に行われることとなった。
甲斐善光寺は平成9年より信州善光寺と同じ年に御開帳がおこなわれることようになった。
浄土宗 善光寺
鳴竜、戒壇巡り、宝物館が紹介されている。
御開帳なので、参拝客はそれなりにいた、
善光寺といえば長野の善光寺を思い浮かべる人が多い、また善光寺が長野以外にあることを知らない人も多いのかもしれない、しかし今、善光寺御開帳は6つの善光寺で行われている、その中の一つが『甲斐善光寺』だ。
甲斐善光寺は、武田信玄が上杉謙信との川中島の戦いで信州善光寺が焼失することを恐れて、秘仏と前立仏を甲府に移し、秘仏は信州善光寺に戻ることとなるが、前立仏は甲州善光寺に残ったといわれている。
お線香の自販機、買い方にコツがあるらしい、参拝客が火をつけるのに苦戦していたので、私はやめておいた。
こちらが回向柱(えこうばしら)、これには『善の綱』と呼ばれる金糸が伸び、その金糸は本尊の右手の中指に結ばれており、柱に触れることで直接、本尊に触れたことと同じ御利益があるという、回向柱から伸びる布(糸)が見えるだろうか。
この角度のほうが見やすいと思う。
こちらの建物が金堂、こちらに中に糸が伸びている、いってみよう。
開扉午前8時、閉扉午後5時と書かれている、上まで土足で上がることができる、行ってみよう。
金堂の奥では、厨子のとばりにて普段では拝むことができない阿弥陀三尊像(善光寺如来像)が公開されている、本尊は鎌倉時代初期につくられ、その高さは1.4mであり、その大きが特徴である。
では、金堂の中へ、
入って左側にある受付にて、参拝券(500円/大人)を購入、その券で内々陣・前立本尊参拝、鳴竜体験、お戒壇廻り、そして宝物館見学ができる。
中は撮影禁止なので、金堂を出てくるまで写真はナシ・・・。
参拝を終えて、御朱印や記念品などを購入、そして無料の甲府市のパンフレットをもらう、これには甲斐善光寺御開帳のハローキティーのクリアファイルが入っており、とてもお得だった。
そして次にお戒壇廻りとなるが、これは初めての体験で面を食らった、言葉通り真っ暗、漆黒の暗闇の中で、時間がたてば目が馴れて見えるという次元のものではなく、何も見えない状態であり、壁に手をあてて歩くしか方法はない、お戒壇巡りの目的は、暗闇の中を歩き、ご本尊真下にある錠前も触れること。
買ってしまった、信州善光寺では買わなかったのに・・・。
記念の御朱印、台紙が紫は見づらいかも。
甲斐善光寺御開帳×はろうきてぃ
※これはいい記念になった!
お戒壇廻りを終えて外へと出た、とても目がまぶしい、いかに光は素晴らしいかと実感できる。
金堂のお隣りには宝物館があり、こちらの階段からも行ける。
金堂をぐるっと周って正面まできた、こちらの建物、ものすごく年季が入っていることがわかる、歴史を感じていい。
そして金堂からの眺め、それほど人はいないが、常に参拝客がとぎれることはない、そのような状態だろうか、今日は平日であるが、土日ならさらに混むことだろう、そしてこれから向かう「信州善光寺」は多くの人で賑わっているだろうと思う。
そして富士山を見ることができた、ちいさな発見に歓喜!
富士山を見ることができる善光寺は「甲斐善光寺』だけだ(たぶん)
金堂横には善光寺銅鐘が見えた。
宝物館1階にある休憩所。
こちらは宝物館(2階)となっており、1階はお手洗い・休憩所などがある、ここでは最古の源頼朝像と源実朝像を見ることができる。
芭蕉翁月影塚の隣りには池があった。
黒鯉の他に赤白の鯉もいる、近寄ってきたけどエサは持っていない、ごめんね・・。
遠くに見える山並みが、とても落ち着く景色の善光寺だった、この静かな雰囲気よかった、では行こうか!!
どこに??
「信州善光寺だ!!」
これから甲府へ出て、そこから特急あずさで松本へ、次に特急しなのへ乗り換え長野へ向かう、これが本日のルートだ。
この周辺には路線バスは走っていない、その為タクシーか歩きのいづれかとなる、車であれば何も問題はないが公共交通機関は少し面倒なことにある、酒折駅・善光寺駅のどちらにしても本数が少なく、時間帯により時間が無駄となる、その為この2路線を時間帯により、使い分けていく必要がある。
甲斐善光寺は、身延線の善光寺駅、中央線の酒折駅のほぼ中間のような場所にある、来る時は酒折駅からアクセス、帰りは善光寺駅を使うことになった。
山門から大きな通りが伸びている、門前町の雰囲気を感じることができる雰囲気、柱から見える山々にしびれる・・。
次は7年後か・・・長いな。
途中、地元の神社でご参拝。
そして上見あげると善光寺駅があった、そうか駅は上にあるのか・・・。
こちらはJR東海管轄の駅、次の駅が「かねんて」・・平仮名にすると変な感じだ。
この駅は無人駅、都会から来た人は戸惑うかもしれない、でもバスと同じと考えれば問題はないだろう。
ホームからの眺めはよかった、こちらは富士行きの列車、もちろん本数が少なく単線だ
そしてここからも富士山をみることができる。
そして甲府行きのワンマン電車が来た、
特急あずさと特急しなのに揺られて善光寺詣り!!
「いざ、信州善光寺へ!!」