KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

モダンなマンモス団地、池を持つ竹山団地を歩こう!

神奈川県横浜市に気になる団地を発見した、団地の中に大きな池があるという、気になるぞ・・・気になるなら行ってみよう!

 

ここは相鉄線西谷駅横浜駅から10分ほどで来ることができます。先日、アド街ック天国でも取り上げられており、相鉄線でもっともHOTな街なのだ。

 

相鉄線西谷駅

 

相鉄線のホームには新幹線の高架がクロスしている、ある意味珍しい駅といえるのかもしれない。

 

外に出てみると、とっても地味な街だった、それもそのはず数年前までは各駅停車しか停まらない簡素の駅だった、しかしJR埼京線との直通運転開始、2023年には東急線との直通運転も開始され、その分岐駅が西谷となったのだ、そのため西谷駅には特急・快速などすべての列車が停車するようになり、横浜へ、新宿へ、さらにその先の駅まで、アクセスが飛躍的に向上したのだ、まさに西谷サクセスストーリー!!

または、一発逆転、西谷駅! といえる大転換があったのだ。

 

駅の隣りには、相鉄と並行するよう国道16号線が走っており、歩道橋を降りたところには神奈中バス西谷駅前バス停がある、ここからバスに乗り、竹山団地に行ってみようと思う。

竹山団地の最寄り駅はJR横浜線鴨居駅となり、そこからもバス乗り換えとなるのが公式なアクセス方法となるけど、なんとなく西谷に来たくなり、このルートをチョイスした。

 

13分ほどバスに揺られて、笹山団地に到着した、ここが目的地ではなく、ここから歩いて竹山団地に向かいます、笹山と竹山、なんだか似たような名前だな~と思いながら歩きだします・・。

 

歩くこと6分ほど、竹山4丁目バス停が見えてきた、この近くに竹山団地の入口があります。

 

竹山団地案内図、超巨大なマンモス団地です、では団地内へ入っていきましょう。

 

(竹山団地)

 

この辺りはどこにもありそうな団地の風景、低層団地がよい景観をつくっていた。

 

私も一度だけ団地に住んだことがあるけど、団地には団地のよさがあったりもする。

 

竹山病院を過ぎて、見えてきたのは竹山団地折返場バス停、ここが竹山団地の中心地といっても差し支えないだろう、一気に本丸を目指す人はこのバス停に直接アクセスしよう、西谷駅鴨居駅を結ぶ路線があるので、どちらからでもOKだ。

 

バス停から下を見ると、このような景色が広がっている!

なんか複雑な造り、それに連絡通路が多い! なんかすげー!!と子供のような感想を抱く。

 

しかも団地の中に池がある!

その事実に否が応でも興奮した、しかも池には橋がかかり、さらに団地が続く。

 

お手洗いも独特な造りをしている、上に見えているのは竹山団地折返場バス停だ。

 

そして、このオシャレでモダンな時計塔、どうですか!?

 

団地のピロティーを歩く、わかるだろうか、一部の団地がせり出しているのだ。

 

その進んだ先にはA-COOPがある、団地内のスーパーって、いいよね!

 

これは人工池となりますが、全国で池をもつ団地がここ以外にあるのだろうか、おそらくはここだけだと思う、日本で唯一つの池を持つ団地、それが竹山団地なのだ。

団地と自然との共生、もう50年以上の歴史をもっているらしいけど、ビオトーブの先駆けといえるだろう。

 

この下にはA-COOPがあり、中央商店街と呼ばれる場所もある。

 

けっこう賑わっていたので写真は控え目に、プロムナードにもお店を開いており、団地特有の活気を感じることができた。

 

A-COOP前の自販機でお茶を買い、水分補給をする。このお店前にも池を眺める為のエリアが設けられている、なんて素敵な団地なのだろうか。

 

池には魚は確認できなかったけど、絶対にいるに違いない、また鳥などの憩いの場にもなっているのだろう、そんなことは容易に想像ができる。

 

団地の商店街、一部シャッターもあったけど、静かに地道に営業をしている感じに思えた。

 

池の中央部にある時計塔の下、銅板があったので見てみよう。

 

一瞬、ドコモ?!と思ったけど「DOCOMOMO」でした、このモダンでユニークな取り組み、自然と人工物との融合する調整池、そんなことが評価された・という証なのだろうか。しかもビュースポットも表示されている、すげー団地だな!!

 

この時刻は合っているのだろうか、今午前中だけど明らかに指していないように見えるけど、これは時間を刻むものではなく、別の意味があるのかもしれない。

(考えすぎ!!)

 

階段とスロープの融合、さっきバス停から見た円形状の階段だ。

 

モダンな造りだ、ここからの景観も素晴らしい。

 

では、池にかかる連絡橋を渡ってみよう。

 

こんなにワクワクする団地が他にあるだろうか、たしかにマンモス団地特有の楽しさ、美しさは他の団地にもあるけど、竹山団地はまた別モノと思わせる。

 

池に面した団地、少し頼りなさそうな支柱に思えるが、モダン過ぎてそう感じてしまうのだろう、自宅のベランダからの「ポンドビュー」だ。

 

久しぶりに「うれしい発見」をした、横浜市緑区にこのような場所があるとは知らなかった、まだまだこんな出会いがあるのだろうか。

 

ここから竹山団地を抜けていきます。

 

団地な外れから、脇道へと入っていきます。

 

ここもいい感じの道だ、気になるのは至るところにある看板、『勝手に入な、私有地だ』そんな感じの看板が数か所あった、何か問題が起きていたのことが想像できる。

 

「ごはん塚入口」の案内

入口ということは、ここではなく、別の場所にあるのだろう。

 

こっちだと思ったけど、それらしい塚が見当たらない・・・・。

 

近くには農作業をしている人がおり、先ほどの看板が脳裏に浮かび、あまり深入りするのは止めた、こういう場所ってどこから私有地がよくわからないことがある。

 

あれは丹沢だろうか、山々がきれいに見えている。

 

こちらには高層ビルが見えているけど、どこだろうか、新横浜??!

 

鴨居から帰ろうかと思ったけど、天気もよく、いい感じの道があったので、適当に歩くことにした。

 

知らない場所を歩く楽しさ、なんだか横浜市とは思えない景色に、足が軽やかだ。

 

この辺りは畑が多い、向こうに見える山と人工物の鉄塔がいい感じにマッチする。

 

ごはん塚から15分ほど歩き、千丸台団地という場所に出てきた。

 

この意味不明なモニュメント、悪くないな。

 

高台には龍泉寺の湯(健康ランド)が見えた、噂には聞いていたけど、ここにあるとは知らなかった、たしか送迎バスも出ているはず、一瞬お風呂に入り、ビールでも飲んで、無料送迎バスで帰るのも、いいかもと思ってしまった。

 

千丸台団地バス停、ここからバスで横浜へ帰ります。

 

モダンなマンモス団地、池を持つ竹山団地を歩こう! 完