KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

房総のど真ん中・笠森稲荷を目指そう!

これから行くのは房総半島にある笠森観音です、

そもそも笠森観音って何??

 

こちらです!

日本で唯一つの特異な建築様式で建てられた重要文化財です!

 

車で行くべき場所にあるのだけど、今回はあえて公共交通機関で行ってみます!

行く前にバスや列車の時刻表と睨めっこしたけど、最適な移動手段はなかった。

立地的なことから、小湊鉄道と小湊バスをどうしても利用することになるだが、どちらも本数が極めて少ない・・・・。

おそらく参拝などの時間は1時間あればよいだろう、しかもどんな方法で考えても、参拝時間は20分しかとれない、また逆にそれを逃せば2時間は帰りのバスが来ない、そんな袋小路に入ってしまった。

「さぁ、どうする?!」

 

私のアクセスの仕方

横浜駅~千葉駅:成田エクスプレス

千葉駅~五井駅:総武内房線・各駅停車

 

ここは五井駅、ここからの行き・帰りのアクセスが問題なのだ・・・。

五井駅の端には小湊鉄道のホームがあり、ホーム階段上で切符を買い、しかも切符をきってもらった、ここは昭和的風景を関東で感じることができる貴重な駅だ。

 

小湊鐵道の運行本数は1時間に1~2本程度だ、そしてトロッコ号という座席指定の列車も運行されているので注意が必要だ。五井11時10分発、上総牛久行きに乗った。牛久って茨城というイメージだったけど、千葉にもあるという事実を今日知った。

 

窓から見えるのは、のどかな田園風景、車内の乗車率は50%前後だろうか、1両編成であったけど余裕で座ることができた。

 

この列車の終点、上総牛久には11時37分に到着した、小湊鉄道の路線はさらに続き、養老渓谷まで行くことができる。1時間ほど前に千葉駅を経由してきたけど、このギャップがすごい、のどかすぎる。

 

上総牛久駅

 

駅前には小湊バスの停留所がある、次はバスでの移動となります。

駅横にはタクシーの営業所があり、一人の御婦人が営業所前のベンチに座り、その少しあとにタクシーに乗り込んでいった。

私もタクシーを使うことを計画段階では真剣に考えていた、それもこの駅に着くまで考えていた・・・。

しかし、タクシーに乗っても、あまり意味がないことに気づく、バスよりも少しは早く着くが、帰りバスを考えた場合、最短で参拝時間は25分前後、それを逃すとバスは2時間後となってしまう・・・。

 

冷静に考えると、笠森観音の参拝時間は少なくとも60分はみておくべきなのだ、これは実際に行ってみて理解したこと。

20分や30分じゃ、無理なのだ・・・

 

駅前の上総牛久周辺案内

そこに気になるものを見つけてしまった。

 

「ねんねこ塚」

しかもご丁寧にカメラマークまでつけている、今思えば、帰りに寄ってみてもよかったのかもしれない。

話しを戻そう!

ここでアクセスの追記をすると、

笠森観音へのアクセスはバスしかないが、2通り用意されている。

小湊鐵道・上総牛久からバス

②JR茂原からバス

これはこのバス路線が①と②の駅を結ぶ路線なのだから当たり前といえば当たり前だ。

 

これから乗るバスで笠森観音へ行き、その1時間後に笠森観音から上総牛久行きのバスに乗ることができる、しかし上総牛久から小湊鉄道が接続していない、結局1時間ほど上総牛久で足止めをくらってしまうのだ、近くにはマックがあり、ねんねこ塚とマックで時間を潰すことも考えたけど、これは笠森観音の参拝時間が1時間では厳しいと判断して却下した、たしかに1時間で参拝することもできるけど、それでは真の笠森観音を堪能することはできない、時間に追われての観光ほどつまらないものはない。

 

「房総ふれあいのみち」-上総牛久駅-

10km、15kmのコースが紹介されている、この暑さでこの距離はきつい・・・・。

 

なんか、展望台のような場所があり、なんとなく上がってみたけど。

 

上から見る為だけのものなのか?

 

駅前にはコレというお店はなった、そば屋が一軒ほどあったが、この日は開いていなかった、また正面ビルには「ようこそ南市原へ」とかかれているが、ここは南市原なのか?

初めてしったよ。

 

あと気になるのがこちら・・・・。

「南市原まちつくりナウ」 ナウって書いてあるよね?!

う~ん、どんなだろう、このセンス。

 

バスは、11時51分発の茂原駅南口行きに乗ります。

向こうに見えるバスがそれです、suicaなど交通系には対応していなかったので小銭の用意をしておきましょう。

 

バスは超順調にバス停を通過していく、渋滞とは無縁の田舎道、乗客は3人ほどだったかな、内一人は私と同じく笠森観音を目指していた。

 

自然あふれる景色の中、バスは疾走!!

この日も猛暑日だった、しかしバスの中は快適そのもの、このまま茂原に行って外房線で帰ってもいいかも・・とほんのちょっとだけでも考えてしまうほどに外は暑いのだ。

「中は天国、外は地獄・・・。」

 

ほぼ定刻通りに笠森バス停に着いた、時刻は12時06分だ。

この時点で私は2時間後にくる茂原駅南口行きのバスに乗ることを決めた、そのため、すべての行動をじっくり、ゆっくりすることにしたのだ、いやそうしないと時間が潰れないのだ。

 

こちらは反対側にある牛久行きのバス停だ、遠目でみてもバス停時刻表は白い!

さきほど下車した人もこのバス停を見ていたので、1時間の参拝コースになるのだろう、たしかに余計なことをしなければ、このバスに乗ることはできる。

 

案内図を見ると3ルートほどあった、私は中央のルートで行くことにした、車でアクセスするルートだ。

 

バス停は残念ながら笠森観音の入口から少し離れた場所にあった、だから笠森バス停か。

 

バス停からここまで2分ほど、ここを右折してさらに道は伸びている、そのあとも険しい階段が待っているので、バス停から笠森観音まで18分ほどかかってしまった、私が写真をとりながら、だらだらと歩いてきたせいなのだが、一目散に目的地を目指すなら、10分ほどでいくことができるだろうか。

 

(笠森観音)

 

水観音、高倉観音とかかれているが、これは車への案内だ、バスで来ている人にとっては意味がないものだ。

 

右折するとなにや立て札らしきものが目に入った、これから時間を持て余す私としては是非とも寄っておくべき場所なのだ。

 

「笠森寺本坊表門 一棟」

 

たしかに立派な四脚門だ、普段の倍以上にまじまじと見る・・・。

 

それにしても暑い日だ、ミヤネ屋で連日猛暑日の話題を取り上げている理由がよくわかる、じっとしているだけで生命の危機を感じる。

 

この穴はなんだろうか、看板がないところをみると、ただの穴かな。

 

ここから階段が始まります、階段の向かいにはかなり広い町営の無料駐車場があった、自販機もあったので、ここでクールダウンもできます。

 

笠森観音周辺公園案内図
なるほど、この辺り一帯には広大な散策コースが用意されているのだ、またまた気になるものが目に飛び込んできた。

 

ユートピア笠森」

これって何????

ユートピアや理想郷とか、個人的には胡散臭く感じてしまう、あくまで個人の感想。

 

またまたツッコミをいれてほしいのか!!

「房総の魅力500選」

ありすぎ、もりすぎ、よくばりすぎ!!!!!!

 

では笠森観音様を目指していってきます!!

 

ここにきて、階段はきついけど、直射日光が無くなったので、プラスマイナス0だった。

 

切通しの中を進んでいく、その途中にはいつくか気になるスポットがあったりする。

 

「名木三本杉」

同じ杉から三本の杉が生えている、これって珍しいよね。

 

次に「笠森熊野神社」の石柱が見えてきた。

 

帰りにいくべきか少し迷ったけど、先に行ってしまおう、仮にあの鳥居から拝殿の距離が長いと困ってしまう。

 

参道から下を見ると、きれいな切通しが見えた、このルートはバス停からくる人の近道となるのだろう。

 

では参拝だ、他の参拝客は寄っているように思えなかった、でも私は寄ります、時間が有り余っているから!

 

神社の分岐の近くには「霊木 子授楠」というものがあった。

 

たしかに珍しい形をしており、空いた中をのぞくと観音様が見えた。

 

次に見えてきたのはこちらだ、一段高いところにあり、下から見上げることしかできなかった。

 

芭蕉も来ていたのだろう、芭蕉ってどこにでもいるよね・・・・・。

 

そしてついに山門が見えてきた、ようやく笠森観音ご対面だ。

 

房総のど真ん中・笠森稲荷を目指そう! 完

 

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